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クリーンセンターからのご案内

これまでの対応

 東日本大震災で発生した、災害廃棄物の広域処理については、平成24年4月9日に富山県と岩手県の間で「災害廃棄物の広域処理の基本的枠組み関する覚書」が交わされたことから、富山地区広域圏を構成する各市町村においても検討するとともに、住民説明会や放射能濃度測定など、地域住民の理解や安全性の確保の取り組みを進めてきました。その結果、平成24年11月19日に富山地区広域圏事務組合として、試験焼却の実施を決定いたしました。

主な経緯

平成24年

4月9日
富山県が岩手県との間で「災害廃棄物の広域処理の基本的枠組みに関する覚書」を締結
4月12日
立山町主催地元説明会開催(自治会長、区長対象)
4月19日~20日
立山町の町民等が岩手県山田町を視察
4月23日
~5月25日
立山町が町政懇談会を開催
(町内11地区)
6月19日
立山町議会において「災害廃棄物の試験焼却に関する決議について」可決
6月28日
理事会において試験焼却実施にあたっての条件について決定
6月29日
富山市議会において「災害廃棄物の試験焼却の早期実施を求める決議」可決
8月7日
富山県が国から災害廃棄物広域処理の協力要請を受ける。
富山地区広域圏事務組合に富山県より国の協力要請を伝達される。
9月10日
富山市が埋立処分施設周辺の地域住民に対する説明会を開催
11月5日~6日
埋立処分施設周辺の地域住民が岩手県山田町を視察
11月19日
富山地区広域圏事務組合が富山県に災害廃棄物の試験焼却を実施する旨を連絡

試験焼却を実施するにあたっての富山地区広域圏の条件

1.災害廃棄物の広域処理を実施する際には、災害廃棄物が富山県内に搬入されるまでの間は岩手県において、また、富山地区広域圏クリーンセンターに搬入されるまでの間においては富山県において、それぞれ責任を持って災害廃棄物の放射能濃度や遮蔽線量率等の測定を行うなど、安全性の確認・確保を行う。

2.災害廃棄物には廃石綿、PCB廃棄物等特別管理廃棄物及び石綿含有廃棄物に該当するものを含まないこと。

3.災害廃棄物の放射性セシウム濃度(セシウム134とセシウム137の合計。以下同じ。)の目安がクリアランスレベル(100Bq/kg。以下同じ。)を超えず、かつ焼却後の最終処分場に搬出する焼却灰においても、放射性セシウム濃度がクリアランスレベルを超えないものとする。

4.災害廃棄物の処理に対する安全性を高める観点から、上記3の条件を確実に実施するため、災害廃棄物の放射性セシウム濃度ができるだけ低いものを受け入れることとし、富山地区広域圏クリーンセンターにおける一般廃棄物と災害廃棄物との混焼率については、受け入れる災害廃棄物の放射性セシウム濃度を勘案して設定する。

災害廃棄物の試験焼却の実施について

試験焼却の実施内容と測定結果について

試験焼却の実施内容と測定結果を公開します。

試験焼却の実施内容と測定結果について(PDF 114KB)【平成25年2月1日現在】

災害廃棄物の試験焼却に関する各種測定データ

外部リンク

お問い合わせ

富山地区広域圏事務組合クリーンセンター 管理係
〒939-0247 富山県中新川郡立山町末三賀103番地3
電話番号:076-462-1187